子どもが生きる力を身につけるために「我慢すること」を学ぶことは大切!我慢には良い我慢と悪い我慢がある?!

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子供の我慢
最近の子どもは「我慢ができない」なんてよく耳にすることがあります。

私が子供だった頃、どんなことを「我慢」してきたかを考えてみました。

小学5年生の時、裁縫セットの購入がありました。クラスのほとんどがセット購入した中で、

私は必要なもののみの単品で購入をしました。

また、アルトリコーダーや洋服などいろいろな物をお下がりで「我慢」してきました。

その時、親にわがままを言って困らせた覚えはありませんが、本心では、皆と同じように新品が欲しいと思っていました。

でも、今になって思うのですが、全く新品を買う必要はなく、私が親であっても同じことをしていたと思いますし、まだ使えるものを大切に使うということは当たり前のことだと思えます。

そんな風に思えるようになったのは、結構大人になってからで、当時の私はそんな風にも思えませんでした。

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「我慢する」ということは?

「我慢」を辞書で調べてみました。

我慢とは、耐え忍ぶこと。こらえること。辛抱。と、いうように、なんだか辛いことに耐えるというしんどくて、嫌なことのように思えます。

「我慢」とは、そんなに辛く苦しいものだけなのでしょうか?

この世の中、自分の思い通りにならないことがたくさんあります。

すべての人が全く我慢することがなく、好き勝手に行動したとしたら、社会の秩序が保てないですよね。

「我慢ができる」とは、自分を律することができることをいいます。

自分を律するとは、自分の衝動や欲望を自分の意思で抑えることを意味し、「我慢ができる」ことを指しているのだということです。

最近、キレる子どもが問題になることがありますが、やはり「我慢ができない」ことが大きく影響しているように思います。

幼い頃からどのように我慢してきたか、我慢してこなかったか、我慢することを教わらなかったかで、成長にどのような影響を与えるのでしょうか?

我慢を考える

「我慢」は必要か?

「我慢ができる」ことで何か良いことがあるのでしょうか?

あなたは、「我慢」をしていますか? そして、可愛い我が子に「我慢」をさせていますか?

可愛い我が子が泣いているとついつい可哀想に思えて、子どもの要求に応じてしまいます。

まず、最初に「親が我慢する」ということが必要になってきます。

「我慢」て、とても難しいものですね。

私は、「我慢」には、「良い我慢」と「悪い我慢」があり、「良い我慢」をすることで、自分をコントロールできることに繋がると思います。

そして、我慢ができる子は、決まりや約束が守れ、相手の気持ちを考えて行動することができる人に成長できると思います。

「良い我慢」と「悪い我慢」

その「我慢」はするべきなのか、そうでないのかについては、状況によって違ってきます。

間違ったがまんをし続けることで、時間を無駄にしますし、ストレスを溜めて病気になることだってあります。

では、「良い(必要な)我慢」と「悪い(必要のない)我慢」について、考えていきたいと思います。

例1

おやつの時間を午後3時と決めていたとします。まだ、2時なのに「お菓子が食べたい」と子どもが駄々をこねました。「おやつの時間まで、待とうね」と「我慢する」ことを教えます。おやつの時間には「ちゃんとがまんできて偉いね」と褒めて、いっしょにおやつを食べたとします。

これは、「良い我慢」です。欲求を我慢し、ルールを守ることを学べます。子ども自身が考えることを学べるのではないでしょうか?

例2

お兄ちゃんが遊んでいたおもちゃを弟が欲しがって、泣き出したとします。お母さんは、「お兄ちゃんだから我慢しなさい」と言って、弟におもちゃを渡します。

これは、どうでしょうか?私は、「悪い我慢」だと思います。

しかし、私はいろいろな場面で「お兄ちゃんだから・・・」っていう、自分ではどうすることも出来ない理不尽な言葉を使って、兄に「我慢」させてきました。

勝手な考えですが、お兄ちゃんには、下の子におもちゃを譲れる優しさをもってほしいと思っていました。

今でも、どんな言葉を使えばよかったかはわかりませんが、お兄ちゃんが自らおもちゃを譲るような声掛けが出来れば良かったと思います。

もし、お兄ちゃんに「弟がそのおもちゃ欲しいそうよ」と伝えて、お兄ちゃんに考えさせたとします。

① お兄ちゃんが自分で考えた結果、もうたくさん遊んだし、譲ってあげたとします。「我慢する」ことを選んだのも本人です。「お兄ちゃん、優しいね」と褒めてあげるとお兄ちゃんはうれしくなると思います。

② お兄ちゃんは、自分が先に使っていて、まだ使っている最中なのでダメと考えたとします。こちらも自分で考えて出した答えです。弟にも泣いたからといってわがままが通らないことがわかるので、それはそれでいいような気がします。

どちらにしても、私は「悪い我慢」をさせてきたなと反省しています。

例3

自分が嫌なことをされる。たたかれる。自分のものを隠される。陰口を言われる。

こんなときは、「我慢」をしては、いけません。

しかし、辛いことがあっても我慢し続ける子どもがいます。

学校でいじめがあり、尊い命を自ら断つというニュースを聞くととても辛く悲しい気持ちになります。

どうして、我慢し続けたのだろう?

こんなニュースを聞くと、我慢することを教えなければよかったなんて思えてきますよね。

「悪い我慢」までする必要なんてないのです。

我慢

大切なのは、「良い我慢」と「悪い我慢」が判断できることだと思います。

「良い我慢」ができる人に育てるにはどうしたらいいのでしょうか?

やはり、幼少期から「我慢をする」ことを教えていく必要があります。

「我慢」が必要な時に、子どもが自分で考えて正しい答えが出せるように導いてあげること大切ではないでしょうか?

大きな声や暴力で強制することは、良いがまんをする経験値にはなりません。

我慢ができる子どもは、衝動的な行動を抑えることができると思います。

キレる子どもは、「自分の行動が誰かに迷惑をかける」とか行動を起こす前に、落ち着いて考えられないことで問題を起こしてしまうではないでしょうか?

良い我慢

大切なのは、親が温かく見守ることです。

苦しく辛い「我慢」は、心を苦しめることになります。

「我慢」とは、そんなに辛く悲しいものなのでしょうか?

子どもの心を成長させる「良い我慢」は、安心の中で行うものではないでしょうか?

「良い我慢」の経験をたくさん積むことで、自分をコントロールすることのできる人になってほしいと願っています。

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