近年では、インターネットが非常に身近な存在になり、携帯電話(スマホなど)でもインターネットを利用できるようになりました。
インターネットを利用すれば、非常に簡単に情報収集ができて、有効にインターネットを活用すれば、いろいろな知識を身につけることに繋がります。
しかし、インターネット上の情報による知識は、身に付きにくいといわれていますし、媒体によっても正確性に問題がある場合もあるのです。
○ネットの情報の正確性は?!
ネットは、新聞やテレビよりも早く情報を提供することができる便利なモノです。
早く情報を提供するために、情報をきちんと検証せずに流すことも、しばしばあり後日訂正されることも多いのです。
また、個人が個人的な意見として書いてあるモノも非常に多く存在しているために、情報が正確でなくて信じない方がよい情報もあります。
誰でもネット上に簡単に情報を配信できるので、正確性の低いサイトも存在しているため、注意しないと間違った知識を身につけることにもなるのです。
だから、ネット上の情報は、信じ過ぎては危険だということになります。
間違った情報を信じて失敗しないためにも、ネット上の情報は、情報の配信元を確認して、複数のサイトを利用して情報収集をすることで情報の正確性を確認するようにしましょう。
○知識に偏りが発生するかも?!
ネットの情報収集といえば、自分が好きな物を調べることが多く興味のないものを調べることはありませんよね。
テレビや新聞の場合は、多くの人に見てもらうために、いろいろな情報を提供されているため、あまり興味がない情報や調べないような知識を得ることができますが、ネットの場合は違います。
ネットで情報収集ばかりしていると自分の好きな情報しか調べないので、知識の偏りが大きくなるのです。
誰もがある程度の知識の偏りがありますが、あまりに大きな偏りがあると人とのコミュニケーションをとるのが難しくなったりしてしまいます。
ネットで専門的な知識を深めるのもいいですが、知識が偏り過ぎないように注意することも大切なので、テレビや新聞などで情報収集することも大切なのですね。
○ネットの情報は覚える気になれない?!
普通に本や辞書などで情報を探す場合は、知りたい情報にたどりつくまでに時間もかかり大変ですよね。
だから、大切な情報を手に入れたら覚えておくためにメモをしたり、覚えておこうをするのです。
しかし、ネットを利用すれば、気になるキーワードを入力すると検索エンジンが自動的に探してくれるので、非常に手間もなく情報を手に入れることができます。
このように非常に簡単に情報を探し出すことができるので、私たちはネットで仕入れた情報は忘れたらまた検索すればいいと思ってしまうのです。
私も忘れたまた検索できるとからいいかと思ってしまうことが多いです。(*^―゜)
しかし、これは非常に危険な行為であり、何度も簡単に情報を忘れていると、人間は忘れ癖がついてしまうのです。
忘れ癖がついてくると、なんの情報でもすぐに忘れてしまうようになり、ネットの情報だけではなく知識が非常に身につかなくなるのです。
このように、ネットなどのデジタル機器が原因で、物忘れが激しくなってしまうことをデジタル認知症といいます。
このデジタル認知症になった人は、通常の認知症にもなりやすいといわれており、放置すると認知症に進行してしまう場合もあるといわれているのです。
→ インターネットを使い過ぎるとデジタル認知症になる?若ものに忍び寄る認知症の影に注意!
だから、デジタル認知症のリスクを高めますので、ネットばかりで情報収集するのはあまりよくないのです。
〇ネットだけの情報収集はダメ?!
ネットは便利で情報の宝庫ですが、正確性に問題もありますし、知識の偏りの危険もあります。
だから、ネットだけでの情報収集はあまりオススメできないということです。
ネットでも情報収集をして、適度にテレビ・新聞・雑誌などで情報を収集した方がいいのですね。
そして、ネットで簡単に情報収集した場合は、一度メモ帳にでも書き残しておけば知識として身に付きやすくデジタル認知症を予防する効果があります。
ネットを上手く利用することは大切ですが、ネットだけに頼りすぎてはダメだということですね。