私は日常的にワインを飲むことはありませんが、皆さんは日常的にワインを飲むことがあるでしょうか?
そして、日常的にワインを飲むことがないという人でも、「ボジョレー・ヌーボー」というワインの名前を聞いたことがあると思います。
ボジョレー・ヌーボーは、日本で非常に人気があるワインで解禁日を多くの人が今か今かと待っているのです。
そんなボジョレー・ヌーボーとは一体どんなワインなのか気になりませんか?
では、日本で有名で人気のあるボジョレー・ヌーボーについて紹介していきますね。
〇ボジョレー・ヌーボーってどういう意味?
ボジョレー・ヌーボーという言葉は聞いたことがあるけど、意味は知らないという人がいると思います。
もちろん。かっこ良さそうな名前を適当につけているわけではなく、ボジョレー・ヌーボーという名前には意味があるのです。
ボジョレーとは、フランスに存在する地名のことであり、ボジョレー・ヌーボーは、フランのボジョレーで収穫されたブドウを使っているワインのことです。
毎年ボジョレー・ヌーボーを飲んでいるけど、どこで生産されているのか考えたこともなかったという人もいるかもしれませんが、このことを覚えておけば、ボジョレー・ヌーボーはフランス産のワインだとすぐに答えられますね。
そして、ヌーボーとは新酒という意味があるため、ボジョレー・ヌーボーは、ボジョレーという場所で取れたブドウを使った新酒という意味になります。
また、ボジョレー・ヌーボーは、使用されるブドウの品種が決められており、赤ワインはガメ種、白ワインはシャルドネ種になります。
他のブドウの場合は、ボジョレーで生産されたものであっても、ボジョレー・ヌーボーではありません。
〇ボジョレー・ヌーボーは寝かさない方が美味しいワイン!
ボジョレー・ヌーボーは、試飲用として作られていたワインであるため、早く飲めるように、他のワインよりも醸造時間が短いワインです。
試飲用で作られたのですが、飲んでみるとブドウの香りが残って美味しかったので、評判となり日本にも輸出され、人気のワインになったのです。
そのため、ボジョレー・ヌーボーの特徴と強みは、ブドウの香りが残るフレッシュさになります。
ワインと言えば、何年も寝かせているビンテージものが良いとされることがありますが、ボジョレー・ヌーボーに関しては、フレッシュな香りが大切なので、早めに飲んだ方が美味しいのです。
そのため、ボジョレー・ヌーボーを購入した場合には、2~3カ月以内に飲むのが良いとされています。
もちろん。きちんと保存すれば、数年の年月を持たせることができますが、ボジョレー・ヌーボーは早めに飲んだ方が美味しいのですね。
美味しいボジョレー・ヌーボーが飲みたいと思っている人は、解禁日に購入して解禁日に飲むと良いと思いますよ。
そして、なぜ解禁日があるのかと疑問に思われた方もいると思いますが、それはボジョレー・ヌーボーの品質を守るためなのです。
〇粗悪品を出さないために解禁日が決められている!
ボジョレー・ヌーボーには、解禁日が決められており、日本でもボジョレー・ヌーボーが解禁になるとニュースになりますよね。
ボジョレー・ヌーボーの解禁日は、11月の第三木曜日なのですが、なぜ解禁日があるのかというと、質の悪いボジョレー・ヌーボーを出さないためだとされています。
ボジョレー・ヌーボーが好きな人は、1日も早くボジョレー・ヌーボーが飲みたいと思います。
そのため、1日でも早く売り始めた方が、多く売れることになりますので、業者は稼ぐためにも早く売りたいのです。
しかし、早く売るためには、早く製造するために製造工程を飛ばすなどの不正を行い、質の悪いワインを作ることになりかねないのです。
だから、ボジョレー・ヌーボーの品質を守るために解禁日を統一しているのですね。
○ボジョレー・ヌーボーの出来栄えは、基本、高評価?!
ボジョレー・ヌーボーを発売する際に発表される、今年の出来栄えに注目している人もいると思います。
しかし、ボジョレー・ヌーボーの出来栄えは、毎年のように、「○○年に1度の出来」や「傑作であった○○年と同等の出来」など非常に高評価されているのです。
基本、毎年、ボジョレー・ヌーボーは高評価されるのですね。
だから、基本、ボジョレー・ヌーボーが美味しいと思える人は、評価に対してはあまり気にする必要性はないと思います。
解禁日に美味しいボジョレー・ヌーボーを飲んでみてはいかがでしょう。
しかし、美味しいと言われるボジョレー・ヌーボーは、お酒であり、お酒は少量であれば、健康にも良いと言われていますが、大量に飲むと体に害でしかありません。
だから、ボジョレー・ヌーボーの解禁日に浮かれすぎて飲み過ぎるのには注意が必要です。
○ワインの飲み過ぎに注意!
お酒は、百薬の長と言われるように、健康に良い影響があるといわれていますが、量が多いと健康に悪影響を与えます。
お酒の適量は個人差はありますが、1日あたり男性がアルコール25g、女性がアルコール15g程度と言われています。
だから、ワインの場合100ml(10%)=アルコール13gと考えると、少し飲んだだけで適量を超えてしまうということになるのですね。
ワイン好きの人は、これ以上、ワインを飲んだ場合は、健康に悪い可能性が高いことを知っておくのも大切だともいますよ。
では、最後にワインの健康効果も紹介しておきます。
なぜ、ワインが健康に良いと言われるかというとワインにはポリフェノールと呼ばれる抗酸化物質が含まれているからです。
抗酸化物質は、細胞の老化を予防する効果があり、動脈硬化、癌、などの多くの病気の予防になるのです。
また、ワインに含まれるポリフェノールには、認知症の予防、糖尿病の予防にも効果があると期待されています。
だから、適量のボジョレー・ヌーボーを飲むことで、美味しくて幸せになれますし、健康にもなれるのですね。